温熱設計セミナーのお知らせ

私のできる温熱設計セミナー

11月に開催した第０回を経て、本編である第１回セミナーの告知です。

前回の告知でもお伝えしましたが、
本企画は、温熱設計の初級者に向けた内容を目指しています。
タイトルの通り、私にもできる！と思って頂きたい、そんな内容です。
尚、初級者編と言っても、温熱の基本、例えば、
・C値・U値・Q値って何？
・冷暖房需要って何？
といった用語の解説などをするようなセミナーではありません。
・温熱用語の基本は何となくわかっているけど、活かし方が分からない
といった方々に向けたセミナーを目指しています。

さて、これも前回の告知でお伝えしたことですが、
◎第１回　基本設計編
◎第２回　実施設計編１
◎第３回　実施設計編２
◎第４回　現地実測編
といった感じで、基本から実施に話が移っていくセミナーを考えていました。

しかし、実際にセミナー内容を検討していくと、
各要素が基本と実施で明確に分かれているわけではなく、
当たり前ですが、基本だけ説明しても何かが理解出来ることでもなく
実施まで説明して１つの説明であることを改めて認識しました。

よって、セミナー内容を以下のように変更したいと思います。
◎第１回　世の中の流れと断熱
◎第２回　気密と換気
◎第３回　窓と冷暖房空調
◎第４回　現地実測

都度、企画内容が変更される可能性がありますが
企画内容の向上を目的としたことでありますので
その辺りはご容赦頂けると幸いです。

第１回　世の中の流れと断熱

温熱とは「屋内の温度（湿度も含む）環境を良くするために出来ること」といったイメージかと思います。
それらを考える時、「断熱」「気密」「日射調整」などの要素を整えることは重要なことですが、各要素をどのぐらい性能向上すると屋内環境向上に効果があるのか？は簡単に解ることでもありません。
例えば、「冷暖房需要をシミュレーションする」ことはその手段の１つですが、住宅設計の場合、「建て主の希望」「予算」「暮らし方」「手間と精度」などを「建前と本音」で整理するといった総合力が求められるので、取り組む建築士側のハードルも非常に高いと思います。
今回は、「エネルギー」「省エネ基準」「断熱」などをキーワードに設計の取り組みを整理しますが、本セミナーが二の足を踏む建築士の背中を押すような内容になればと思います。

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ご興味ある方は、メールにてご連絡頂くか、丸山や松永氏と面識がお有りの方は
直接ご連絡頂くことでも構いません。
・開催日時　Ｒ8年1月16日（金）14：00～
・場所　としま区民センター401会議室（池袋駅東口から徒歩７分）
・費用　4,000円（懇親会は別途）
・お申込み　mail：seminar@atarasii.co.jp
その他詳細は、添付のパンフレットをご参照頂ければと思います。

宜しくお願い致します。

著／丸山晃寿