温熱設計セミナーのお知らせ

あたらしい住まいエンジニアの立ち上げ

この度、建物性能向上事業の企画の１つとして、団体を作ってセミナーを行うことになりました。
その名も「あたらしい住まいエンジニア」です。

会の名前を考える時に、色々と案はあったのですが
どれも見たことがある名前や言葉の意味が広すぎるなど
あまりピンときませんでした。

そこで、会の名前というイメージではなく、人のことを示す言葉にしました。

ちなみに、その「人」とは、団体構成員のひとりである私（丸山）と、この度
セミナー運営をご一緒する株式会社マツナガ代表の松永氏のことを指しています。

また、こういったセミナー内容を仕事とする場合に「コンサル」という表現が使われますが
どうもコンサルやコンサルタントといった言葉もしっくりきません。

要は、コンサル職のように少し現場から距離のある言葉よりは、より現場に近い言葉が良くて
「技術者」として得た知識や経験を皆さんに共有できればとの思いもありまして
今回は「エンジニア」という言葉をチョイスしました。

今回の連続セミナーで小難しい話をしたいわけではありませんが
温熱設計（パッシブデザイン手法）が簡単だとも思っていません。

そのバランスが非常に難しいと思っているのですが
そのバランスを持ったセミナーを企画出来ればと思います。

私のできる温熱設計セミナー

今回の企画は、温熱設計の初級者に向けた内容を目指しています。
セミナータイトルは「私のできる温熱設計セミナー」です。
タイトルの通り、私にもできる！と思って頂きたい、そんな内容です。

セミナーは全部で4回ぐらいの連続セミナーを考えていまして
主に「設計」と「現地実測」で構成する予定ですが
以下に予定している大枠の内容を書いてみます。
◎第０回　キックオフセミナー　※今回

◎第１回　基本設計編
・パッシブデザイン（主に断熱・気密・日射等）の手間と精度の話し
・性能の決め方、建前と本音、設計と暮らし方など

◎第２回　実施設計編１
・断熱のこと（付加断熱やヒートブリッジを考えた納まりの初歩）
・気密のこと（施工処理の方法や測定についての基本）

◎第３回　実施設計編２
・窓のこと（日射、通風、選択方法）
・換気のこと（第１種・第３種、ダクト経路などの選択方法）

◎第４回　現地実測編
・気密測定若しくはダクト空調換気の風量調整の見学会
※開催時期によって、どちらかの見学会とします

ーーーー

始めにも書きましたが、
今まで温熱設計を考えてこなかった、若しくは、温熱設計の始め方がわからない
といった温熱設計初級者（初心者を含む）に向けたセミナーです。

パッシブハウスという世界レベルの温熱設計を必要とする住宅建築に多く関わってきた丸山と
ご自身でも多くのセミナーを企画し温熱や換気技術に精通した松永氏がタッグを組んで
分かりやすいセミナーが出来ればと思います。

最後になりましたが、
今回は第０回として、丸山と松永氏がどんな経過をたどって今の知識や経験を得たのか
というお話しをしたいと思います。

それをお聞き頂くことで、ご参加頂く方々の進むべき道が見えて
少しでも温熱設計を身近に感じて頂ければと思います。

ご興味ある方は、メールにてご連絡頂くか、丸山や松永氏と面識がお有りの方は
直接ご連絡頂くことでも構いません。
・開催日時　11月5日（水）14：30～
・場所　としま区民センター401会議室（池袋駅東口から徒歩７分）
・費用　無料（懇親会は別途）
・お申込み　mail：seminar@atarasii.co.jp
その他詳細は、添付のパンフレットをご参照頂ければと思います。

初回なので、我々と雑談したい方も歓迎です（笑）
懇親会も予定しておりますので、きっと楽しいです（笑）

宜しくお願い致します。

著／丸山晃寿